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進化する造形 「蜘蛛の巣 Ⅲ」

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真鍮作品№72です。1月31日~2月5日まで奈良のギャラリー勇斎で開催された大阪彫刻家会議 春展に出品した作品です。タイトルは「蜘蛛の巣 Ⅲ」です。蜘蛛の巣を立体的に配置してみました。画像が少し暗くて申し訳ありません。

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T氏コレクター作品 「重」「神と呼ばれた男」「メザシ」

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 T氏コレクター作品の「重」です。以前のタイトルを忘れてしまったので新しく「重」と名付けました。確か芦屋のぎゃらりーPawで「素・重なる」展に出品した作品です。

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 「神と呼ばれた男」の中心部分です、「神と呼ばれた」ということは人間?神? コメントを控えます。もう少し詳しい説明は、ずーと以前に掲載していますが、多分そこでも・・・・・・・?

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 最後は「メザシ」です。木を彫って、着色しています。そばにネズミがいますが、これはT氏のアイディアです。

 ブログ更新に当たり、安全管理のためいろいろと手続きが大変になりました。ややこしい限りです。でも、頑張って掲載していきたいと思います。 最後に、Tさんありがとうございました。

T氏コレクター作品 「使徒 Ⅱ」「裸婦」「環」

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 「神と呼ばれた男」の両脇に置かれていた片割の「使徒 Ⅱ」です。手の置き方に変化をつけています。見比べてください。

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 四十代始めに塑造の裸婦彫刻を勉強し始めました。充実した2年間の学習の末の作品です。粘土で制作したものを石膏で目型を取り、樹脂取りしたものに漆と砥の粉を混ぜたもので着色した作品です。長い間、屋外に置いていたものをリメイクした作品です。

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 タイトルは「環(わ)」です。
 いずれの作品も、以前に紹介したものですが、設置する場所や周りの雰囲気で変わって見えるのが面白いです。T氏の展示のセンスが素晴らしい。ありがたいことです。今回はこれで。次回でT氏コレクター作品は終わります。

 

T氏コレクター作品「The Dog」「使徒Ⅰ」「The Moon」「段ボールⅠ」

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 Tさんの別荘のドアにウェルカムボードとして飾っていただいている作品です。タイトルは「The Dog」だったと思います。真鍮の板材やビー玉を使って制作した作品です。いろいろな作品に使用するために板材を切っていったところ、残った板の形が面白く犬の形に見えたので制作しました。このように飾っていただけて非常にうれしいです。

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 玄関を入った所でしょうか?この作品は「神と呼ばれた男」の両脇に置いていたものの一つですが、Tさんは別々に飾られています。強いてタイトルをつけるなら「使徒Ⅰ」ということになりますか?別の場所にはもう一つの片割「使徒Ⅱ」が飾れていますが、それは次回に。

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 同じく玄関を入った正面でしょうか?上の方に「The Moon」と棚の上に「段ボールⅠ」を飾っていただいております。「段ボールⅠ」は波板段ボールを巻いて、平らな部分と波板の部分が剥がれたようなイメージから作っています。真鍮の板で段ボールを作ろうと思い、いろいろ制作する中でこんな風にしても面白いかなっと・・・。
 作品は作者の手から離れた時点で独り歩きを始めます。飾り方によってさまざまな顔を見せます。「どのように見るか?」、また「どのように見せるか?」は自由であっていいと思います。
 今回はここまでです。次回もT氏コレクター作品で。


進化する造形 「The Head 改め The Face」

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 シナベニヤ作品№61が、兵庫県豊岡市但東町にある臨済宗妙心寺派石室山松禪寺に置いていただけることになりました。タイトルも「The Head」から「The Face」に改めることにしました。「頭」というより「顔」のイメージの方かなということで・・・。
 松禪寺に来られた皆さまに見ていただけるということで、大変うれしく思っています。近くにお越しの節はぜひ寄ってみてください。いくつかの画像を見ていただきたいと思います。なお、松禪寺についての詳しい説明はホームページをご覧ください。私が説明するより、その方が確かだと思います。

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実は、豊岡市出石町に住んでおられるTさんの仲介でこれが実現しました。Tさんは私の作品のコレクターでもあり、日高町神鍋高原の別荘にいくつかの作品を飾っていただいています。次回は、それらの作品を紹介したいと思います。

進化する造形「軍鶏」「不死鳥」

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真鍮作品№58と№71です。タイトルは「軍鶏」「不死鳥」です。大阪堺市のギャラリー住吉橋で開催されたSOYOGI 展に出品した作品です。「軍鶏」は以前に紹介しています。でも、その時は拡大画像は載せていませんでした。今回は大きな画像で紹介したいと思います。

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実は、新しいパソコンでブログを制作していて、画像サイズの調整がうまくいきません。大きすぎるかもしれませんが、よくわかると思いますのでお許しください。

進化する造形 「蜘蛛の巣 Ⅱ」と「ビンの中」

作品№52、70です。タイトルは「蜘蛛の巣 Ⅱ」と「ビンの中」です。大阪彫刻家会議 冬展に出品した作品です。「蜘蛛の巣」は以前紹介したものです。「ビンの中」は以前紹介した「ビンとグラス」のビンを使って、中に人間を入れてみました。ビンの中に閉じ込められた人間というイメージでしょうか。

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次に、「蜘蛛の巣」と「ビンの中」の拡大画像です。

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 作品「ビンの中」についてはいろんな意見がありました。「中に人間を入れない方がいいのでは?」また、「人間を中に入れるとはっきり見えなくなり、人間のフォルムの面白さも生かされていない。」等。
 中に何も入れないという意見は、「一見普通のビンになりますが、見る側に何がはいっているのか想像させるのでは?さらにより深い意味がでてくるのでは?」という意見でした。人間のフォルムを作った時点ではビンの中に入れるイメージは全くありませんでした。「中に何かを入れてみたらどうなるのかな?」そんな程度で実はいろいろと迷いのある作品です。
 次は、何もも入れていない作品画像です。

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いいかがでしょうか?


進化する造形 「封じ込められた男」と「貴婦人」

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11月15日~11月20日 大阪楓ギャラリーで行われていた日韓現代美術同行展・併設作品展「結・Relation」に出品した作品です。以前に紹介している作品です。一応タイトルは「貴婦人」です。

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11月17日~11月23日 大阪芸術大学スカイキャンパス‐あべのハルカス24階-で行われていた日韓現代美術同行展に出品した作品です。これも以前に紹介している作品です。一応タイトルは「封じ込められた男」です。

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この画像は、その時の私の作品周辺の様子です。

さて、12月5日(月)~10日(土) 大阪MU東心斎橋画廊で大阪彫刻家会議 冬展が開催されます。ご都合よろしければ、見にお越しください。



進化する造形 「蝉」「蛙」「犬」「枝豆」

真鍮作品№67,68,69ノ作品です。タイトルは「蝉」「蛙」「犬」です。いずれも神戸の北野坂ギャラリーで開催された「手のひらサイズ展」に出品した作品です。

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これは私の出品作品の全体像です。

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実はもう一つ出品していたのですが、早々に売れてしまいました。画像は有りません。

最後に、大阪の靭公園で現在行われている大阪彫刻家会議主催の野外展に出品している私の作品を紹介します。

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野外展は、11月6日(日)までやっています。ご都合よろしければ、お越しください。

進化する造形 「バッタ」「子犬と少女」「ブラブラ」

真鍮作品№64,65,66です。タイトルは「バッタ」、「子犬と少女」、「ブラブラ」です。神戸のギャラリー北野坂で行われている「手のひらサイズ展」に出品している作品の一部です。手のひらに乗るサイズの小さな作品展ということです。7点出品したうちの3点を今回は載せています。9月17日~10月2日までです。ご都合よければ、お越しください。

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このバッタは羽部分を薄い真鍮板で制作することも考えましたが、今の状態が非常に面白いと思ったのであえてつけていません。

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この手法で人間を作ってみようと思い、少女が子犬と散歩している風景を作ってみました。

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同じく人間を作ってみようと思い、作ってあった直方体のフレームにこんな風に取り付けてみました。人間がぶら下がってブラブラしている、そんな感じでしょうか?この作品でもブラブラ動くようになっています。
他の作品は、次回で。

進化する造形 「封じ込められた男(ひと)」「婦人」「トンボ」



真鍮作品№61,62,63です。タイトルは「封じ込められた男(ひと)」、「婦人」、「トンボ」です。大阪彫刻家会議 夏彫刻展 7月15日~8月3日 (堺市のギャラリーいろはに) に出品した作品です。「封じこめら・・・」はコロナ禍の中の人間を意識して制作したものです。「婦人」は以前に自分の胸像を制作した時に、次は女性の胸像をと考えていて制作したものです。「トンボ」は真鍮のハリガネを使って制作した作品です。

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「封じ込められた・・」の作品の正面と側面の拡大画像です。

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「婦人」の正面と側面の拡大画像です。以前に自分の胸像を制作した時に、次は女性の胸像をと思っていました。ただ、女性を作るだけでは面白くないので、帽子と襟に独自のデザインを取り入れて制作してみました。くぎの荒々しさに洒落た帽子と襟の組み合わせ、如何でしょうか?

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「トンボ」の拡大画像です。写生表現で他の作品とはちょっと異質な感じがするかもしれませんね。ちょっとこんなこともしていますとアピールしたかったというところでしょうか?




進化する造形 「封じ込められた釘 Ⅵ」

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真鍮作品№60です。タイトルは「封じ込められた釘 Ⅵ」です。シリーズの6番目の作品です。正八面体の中に釘を閉じ込めています。7月26日~7月31日まで原田の森ギャラリーで開催されていた兵庫県彫刻家連盟展に出品していた作品です。

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斜め45度から見た作品画像です。釘だけを封じ込めた作品はこれが最後になるでしょう。次の展開をお楽しみに。

進化する造形 「ワインとグラス」

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真鍮作品№59です。タイトルは「ワインとグラス」です。芦屋のギャラリーPAWで明日19日まで開催の「素・ビン展」に出品している作品です。グラスにはビー玉を入れています。ビンの方はワインの瓶を中に入れることができるように作っています。入れて展示するか無しで行くか、結局無しの方がいいということでこのようになりました。

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以上が展示風景の様子です。

進化する造形 「枝豆」

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シナベニヤ作品№71です。タイトルは「枝豆」です。昨年の野外展に出品した「枝豆」の作品を改良し作品です。野外展では枝豆を立てた状態で展示していましたが、今回は寝かした状態で展示。さらに豆の全体の形を少し変えました。少しこじんまりとした作品いなりました。6月1日(水)~5日(日)まで兵庫県立美術館王子分館原田の森ギャラリー本館1階で開催されている第23回赫展「自由美術の作家たち」に出品しています。

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ご都合よければ、見にお越しください。

進化する造形 「封じ込められた釘 Ⅴ」と「軍鶏 Ⅱ」

真鍮作品№57と№58です。タイトルは「封じ込められた釘 Ⅴ」と「軍鶏 Ⅱ」です。大阪彫刻家会議 春展(奈良のギャラリー勇斎)
に出品した作品です。釘の方は四角垂を基に制作しました。軍鶏は二作目です。片足を挙げている姿(一瞬の動き)を再現してみました。ここの拡大画像は撮っていません。この画像でお許し願います。

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進化する造形 「蚊」「ヤモリ」

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真鍮作品№55です。タイトルは「蚊」です。この作品も大変気にいっています。

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真鍮作品№56です。タイトルは「ヤモリ」です。

進化する造形 「女王蟻」と「蟷螂」

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真鍮作品№53です。タイトルは「女王蟻」です。ハリガネ展に出品するにあたり、まず真鍮のハリガネで蟻を作ることを思いつきました。太目のハリガネで芯を作り、細い針金を胴体に巻き付けてボリュームつけて作成。芯のハリガネにボリュームを付けるハリガネを固定するために銅ロウで接合し、充填したところ面白い作品が出ました。調子にのって羽を付けてみました。

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真鍮作品№54です。タイトルは「蟷螂」です。カマを振りかざしている状態を再現したくて制作してみました。自分でも気にいっています。

進化する造形 「蜘蛛の巣 Ⅱ」

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真鍮作品№52です。タイトルは「蜘蛛の巣 Ⅱ」です。芦屋のギャラリーPAWで開催されたハリガネ展に出品した作品です。今回は蜘蛛の巣にトンボが絡まっている作品です。以前の「蜘蛛の巣Ⅰ」の作品より少し大きめに制作しています。

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少し拡大した画像写真です。

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展示場の画像写真です。他の作家さんや私の他の作品も一緒に写っています。

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反対側からの画像写真です。次回は私の他の作品をもう少し大きくした画像を掲載したいと思います。

進化する造形 「封じ込められた釘 Ⅳ」

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真鍮作品№51です。タイトルは「封じ込められた釘 Ⅳ」です。兵庫県民アートギャラリーで開催されていた 兵庫県彫刻家連盟特別展に出品した作品です。「封じ込められた釘」シリーズの第4番目の作品です。今回は釘を三層の直方体の中に封じ込めてみました。

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少し斜めから撮った画像です。展示会は今日で終了しました。
なお、芦屋のギャラリーPAWで開催されているハリガネ展は来週の日曜日までです。7日月曜日はギャラリーはお休みです。

進化する造形 「蜂」

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真鍮作品№50です。タイトルは「蜂」です。芦屋のギャラリーpawで開催される「素・ハリガネ展」に出品するために制作しました。真鍮のハリガネで原型を作り、ロウ付けで接合・充填した作品です。この技法は、制作途中で思いつきました。私独自の制作技法です。ロウ付けで工芸作品を制作している作家なら、更に精度の良い作品を制作されるかもしれません。でも、私はこの荒々しい感じが非常にリアルで気に入っています。ある友人が「リアルで気持ち悪いくらい。良いと思います。」と、感想を述べてくれました。誉め言葉として、ありがたく受け止めています。柿の木の台座に乗せて撮った画像が次の画像です。ハリガネ展の案内はがきも掲載させていただきます。他の作品も展示しております。お近くにお寄りの節は是非覗いて見てください。ハリガネ展の画像は展示会が終了した後に。

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ついでで恐縮ですが、別の展覧会の案内も掲載させていただきます。これに出品する作品は釘シリーズの第4弾です。これもお近くにお越しの節は覗いて見てください。展示会終了後、画像を掲載させていただきます。

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進化する造形 「軍鶏(改良版)と蜘蛛の巣(正面画像)」

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新しい作品画像でなくて申し訳ありません。堺市にあるギャラリー住吉橋展「おいたつ」に出品した作品たちです。新作品ではありませんが、展示会の出品画像はやはり映りが良いので掲載させていただきました。軍鶏(改良版)は以前に掲載した作品にさらに手を加えて改良したものです。どこが改良されたのか見比べて見てください。

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下の画像は「蜘蛛の巣」の作品を正面から撮ったものです。今回の展示会では別の壁面に展示していました。面白いと言ってくだる方もあり、結果ある方に購入していただきました。

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進化する造形 「蜘蛛の巣」「軍鶏(しゃも)」「いつもハッピー」

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真鍮作品№47、48、49です。タイトルは「蜘蛛の巣」「軍鶏(しゃも)」「いつもハッピー」です。画像では真鍮の作品が6つ並んでいますが、その内の3つはすでに掲載した作品ですので紹介は省略します。これらは昨年12月8日~22日まで神戸北野坂ギャラリーで開催されていた「コンクリート・ニ・モル-Ⅴ-」に出品した作品たちです。

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まずは「蜘蛛の巣」。真鍮の針金や薄い板を使って制作しました。見えにくいかもしれませんが、蜘蛛と巣にひっかった蝶そして小さな木の葉が乗っかっています。下の作品は「コロナ禍の忘れ物(マスク)」です。

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次は「軍鶏(しゃも)」です。人間以外で尖った真鍮の釘で制作するならどんなもの? と考えた時にふと浮かんだのが軍鶏でした。激しく闘う軍鶏のイメージが浮かんできたのですが、まずは二本立ちの姿勢から。今後の展開をお楽しみに!

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そして「いつもハッピー」です。真鍮の針金をぐるぐる巻いたものからできた作品です。自分の中では楽しい雰囲気が表現できていると思っています。友人が購入してくれました。


進化する造形 「封じ込められた釘  Ⅲ 」

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真鍮作品№46です。タイトルは「封じ込められた釘 Ⅲ」です。兵庫県県民アートギャラリーで開かれた兵庫県美術作家交流展(すみません。すでに終了しています。)に出品した作品です。「封じ込められた釘」シリーズの第三弾です。以前の作品に比べ、立方体を三層構造にして釘の密度を抑え、更に配置も整理しました。内部の空間がスッキリと明確になり、面白い空間が出来上がったと思っています。このシリーズは他にもいくつか制作しています。また、掲載しますので見てください。

進化する造形 「釘女」の別の画像

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真鍮作品№45の別の画像です。第17回韓日現代美術同行展に出品した時の画像です。韓国ソウルの公益大学のキャンパスギャラリーで行われた展覧会です。最近、韓国から送られてきたものです。非常に雰囲気の良い展覧会場になっていると思っているのですが、いかがですか?私の作品も何とか存在感を保っていると思うのは作者の欲目でしょうか?

進化する造形 「釘女」



真鍮作品№45です。タイトルは「釘女」です。真鍮の釘で、裸婦像を制作しました。かなりデフォルメしています。この作品はちょうど今、韓国ソウルにある公益大学のギャラリーで開催されている韓日現代美術同行展に出品しています。

進化する造形 「枝豆」



シナベニヤ作品№70です。タイトルは「枝豆」です。大阪彫刻家会議 花と彫刻展 10月11日(月)~11月7日(日) 大阪靭公園に出品しています。前々回の「枝豆」は三粒でしたが、今回は一粒の枝豆で丹波の黒豆がモデルです。タイトルも「黒豆」としたかったのですが、表面の着色を銀色にしているのでちょっと躊躇してしまいました。モデルの黒豆は以前に作家仲間から頂いたものです。黒豆は豆の膨らみの部分が大きく、量感があり、一粒でも存在感のある作品ができたと思っています。

進化する造形 「釘男」



真鍮作品№44です。タイトルは「釘男」です。釘で人物を作ってみようと思い、制作してみました。自分としてはまだ納得はしていませんが、何か面白くなるかな?と試行錯誤中です。

進化する造形 「枝豆」

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シナベニア作品№69です。タイトルは「枝豆」です。兵庫県立近代美術館原田の森別館で7月27日(火)~8月1日(日)まで開催している兵庫県彫刻家連盟50周年記念展に出品している作品です。以前に制作した枝豆の作品をこの展覧会のために大きくして制作しました。以前の作品は横長に展示していましたが、今回は縦長の展示です。日曜日まで開催していますので、お近くの方はお越しください。

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この作品は京都府立文化芸術会館で7月20日(火)~25日(日)まで開催していた関西自由美術協会展に出品していた作品です。展覧会はすでに終わっています。この作品は一度このブログで紹介しているので、あえて遅れて掲載させていただきました。以前は野外に展示されていました。今回は室内展示ということでイメージが違ってみえるかも?と思い、掲載させていただきました。いかがでしょうか?

進化する造形 「こぼれ落ちる釘」



真鍮作品№43です。タイトルは「こぼれ落ちる釘」です。7月2日(金)~7月21日(水) 堺市にあるギャラリーいろはにで開催されている大阪彫刻家会議夏展に出品している作品です。他に「四次元立方体に絡む」も出品しています。お近くの方は、ご都合よろしければお越しください。

進化する造形 「コロナ禍の必需品(布マスク)」



真鍮作品№42です。タイトルは「コロナ禍の必需品(布マスク)」です。真鍮板で布マスクを制作しました。(厳密には布マスクではありませんね。)6月25日(金)~7月4日(日)まで芦屋のギャラリーpawで開催される「素・布展Ⅱ」に出品する作品です。コロナワクチン接種が進み、徐々に感染の危険性もなくなりそうです。私も一回目接種が終わっています。マスクを付けないで出歩くことができるようになるのは非常に嬉しいことなのですが、一方でマスクの無い世界に一抹の寂しさも感じるのは私だけでしょうか?コロナ禍で人々の健康を支えていたのは、まさしく布マスクと言えます。なんとか形にできないかと思い、このような作品ができました。

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実際に自分の顔につけてみましたが、やっぱり本物の布マスクの方が柔らかで優しくて快適です。

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進化する造形 「四次元立方体に絡む」



真鍮作品№41です。タイトルは「四次元立方体に絡む」です。京大名誉教授 宮崎興二先生の個展に行く機会がありました。先生の作品は抽象的な平面の作品ですが、世界的に有名な図学の先生ですので多面体や四次元に関する様々な展示もありました。その中で、四次元立方体というものがありました。私の心の中で、この形を基に作品を作ってみたいという衝動が生まれ、この作品ができました。四次元立方体の骨子に何かが絡んでいる、そんなイメージです。2021年4月第22回赫展(自由美術の作家たち)に出品した作品です。他にも「封じ込められた釘」も出品しました。

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進化する造形 「作家肖像」



真鍮作品№40です。タイトルは「作家肖像」です。厳密には石の作品と言った方が良いのかもしれません。芦屋のギャラリーPawで4月16日(金)~21日(水)まで開かれている「私は私」展に出品している作品です。この展覧会は2020年10月京都Pot Hotelギャラリーで行われた石の自画像「私は私」をギャラリーpawでも開催することになったものです。私はこのpawにのみ出品しています。まぁ~るい石に自分を描くが副題になっています。私は立体作家であり、真鍮で作品も制作していますので、このような作品になりました。私の顔の形に合った石が無かったので肥満状態の肖像になっていますが、全く似ていないというわけではありません。掲載するのが遅く会期終了が迫っていますが、お近くの方は良かったら覗いて見てください。



進化する造形 「封じ込められた釘(立方体)」

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真鍮作品№39です。タイトルは「封じ込められた釘(立方体)」です。四面体に続いて立方体で制作しました。台はマングローブの木片です。3月30日(火)から4月4日(日)まで奈良のギャラリー勇斎で開催される大阪彫刻家会議春展に出品します。ご都合よろしければ覗いて見てください。

進化する造形 「封じ込められた釘(四面体)」



真鍮作品№38です。タイトルは「封じ込められた釘(四面体)」です。初めに四面体ありきで制作し始めました。次にどうするか?ふと、いつも使っている釘が中に詰まっているそんなイメージが沸いてきて、制作したのがこの作品です。どのように展示するか?三角の面を下にするか、このように頂点を下にするか、いろいろ考えました。面を下にすると安定します。でも面白くありません。頂点を下にするにしても立方体のような台もイマイチ?カインズホームであれこれ物色していたところ、マングローブの木片が目に留まりました。園芸用に販売しているものです。いろいろな形の木片がありましたが、この作品の本体に合っていて安定したものとしてこの木片を選びました。タイトルですが、コロナ禍の中、ウイルスを封じ込める意味も含めて名付けています。このシリーズはもう一つあります。それはまた次に。

進化する造形 「海からの贈り物 Ⅲ」


真鍮作品№36です。タイトルは「海からの贈り物 Ⅲ」です。ⅠやⅡと同じく、ギャラリーpaw主催の袋展に出品した作品です。崩れた紙袋をイメージして作ったのですが、いかがでしょうか?最近は真鍮を素材とした作品作りにはまっています。引き続き、真鍮の作品を掲載していきますので見てください。

進化する造形 「海からの贈り物 Ⅱ」


 真鍮作品№35です。タイトルは「海からの贈り物 Ⅱ」です。芦屋のギャラリーpaw主催の「素・袋展 Ⅱ」に出品した作品です。紙袋をイメージして真鍮で制作してみました。「Ⅰ」と同じようにビー玉を入れて涼しげな海のイメージに仕上げてみました。家のリノベーション工事のため、ブログ掲載にしばらく時間が経ってしまいました。パソコンや電話やテレビ回線の中断があり、また再開時に回線の接続不具合があってネットが繋がらなくて、ようやく元に戻ることができました。またよろしくお願いします。

進化する造形 「The Volcano 改良版」



真鍮作品№34の改良版です。仲間からの意見や助言を受けて改良したものです。元の作品は、作品が台に直に接していることによって、作品の下部がペタンと平らな印象が強い。また、台表面に作品の形状に沿って装飾を入れているが、少し回転させてずらして置いてみるのもいいのでは?という指摘を受けました。そして、改良した作品がこれです。

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別の角度からの画像です。前の作品と見比べてみていかがでしょうか?

進化する造形 「The Volcano」



真鍮作品№34です。タイトルは「The Volcano(火山)」です。大阪彫刻家会議 冬彫刻展に出品した作品です。前々回にこのブログに掲載した「気象衛星」と一緒に出品したものです。これらの真鍮作品をみて、皆さんの中にはかってきままに自由に制作しているかのように見えるかもしれません。しかし、制作する場合には何らかの作品の骨子となるものが必要であると私は考えています。そのことによって作品にしっかりとした骨組みができ、そのうえで自由な展開が可能になると考えています。今回の場合は四面体の骨子を基に制作しています。以下の画像がその時のものです。

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さて、それなりの自信を持って展示会に臨んだのですが、「火山」については仲間からいろいろと批評・助言を頂く事になりました。そこで改良を加えることになり、このブロブへの掲載も少し遅れることとなったわけです。その画像は次回のお楽しみに。引っ張ってすみません。




進化する造形 「海からの贈り物 Ⅰ」


真鍮作品№33です。タイトルは「海からの贈り物 Ⅰ」です。芦屋のギャラリーpaw主催の「素・袋展」に出品した作品です。真鍮という金属の素材で袋のイメージを作品にしました。中にビー玉を入れて海水の涼しげな感じを出そうと思いました。

進化する造形 「The Weather Satellite」




真鍮作品№32です。タイトルは「The Weather Satellite」(気象衛星)です。気象衛星にしては単純な構造ですが、あくまでイメージです。太陽、月、雲のような形の真鍮片を接合しています。上の針金は雷といったところでしょうか。今、大阪MU東心斎橋画廊にて12月12日まで大阪彫刻家会議冬彫刻展が開かれています。そこに出品しています。もう一つ出品していますが、その画像は次の機会に。コロナ禍大変な時期ですが、よかったらお越しください。手の消毒と換気は万全です。マスク着用でお願いします。

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さらに12月11日から12月20日まで芦屋ギャラリーpawで「素・袋展」を開催しています。そちらにも出品しています。よかったらお越しください。その画像も次の機会に掲載予定。

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